いろいろあります、入浴補助用具　～介護保険の活用～

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ケアプランセンター

いろいろあります、入浴補助用具　～介護保険の活用～

Date:2023.7.8 | 15:16

こんにちは！　マイタウン　ケアプランセンターです。
連日、厳しい暑さが続きますが、みなさんは暑さ対策のために、どんなことに取り組んでおられますか？

「仕事終わりには冷たいビールを一杯！」なんて言う声も聞こえてきそうなこの夏の猛暑ですが、一日の疲れを癒すためにはやはり、入浴がお勧めです！
お風呂が大好きな方も多いと思いますが、私の所に介護の相談に来られる方の中には、

「自宅の浴槽が深いので、跨ぐのが大変！」、「浴槽にしゃがみこんでしまうと、なかなか立ち上がることができなくて・・・」

などの悩みをお持ちの方もおられます。そんな方には強い味方となる福祉用具（主な物を三つ）があります！

一つ目は浴槽台

これは浴槽の中に入れ、踏み台、腰かけとして使用するものです。日本の家屋にある浴槽は深さがあり、ご高齢の方や、お体の痛みに悩まされる方がゆっくりとお湯につかるには支障となることもあります。この浴槽台を置くことにより、お体への負担、転倒への不安なく浴槽につかることができます。介護保険制度を使用して補助（要支援、要介護認定を受けている方が対象）を受けられるため、費用負担は2,000円程度～7,000円程度（負担割合1～3割）でご購入いただけます。

二つ目は浴用グリップ

これは浴槽のふちに取り付けて使用する「手すり」のような用具です。これを使用することにより、浴槽の出入りをスムーズに行ったり、転倒予防に役立ちます。費用負担は凡そ3,000円程度～11,000円程度（負担割合1～3割）でご購入いただけます。

三つ目はシャワーチェア

これは洗い場に置いて使用する腰掛けです。肘掛けのあるもの、ないものがあり、ご本人の状態に応じて選定して頂けます。折り畳みできるので、場所を取りません。費用負担は3,000円程度～9,000円程度（負担割合1～3割）でご購入いただけます。

いずれも購入品なので、返品はできませんが、サンプルを貸してくれる事業者もあり、実際に使用する前に着衣のままで動作確認していただくことができます。
これらの購入品を扱う事業者は多々ありますが、「どこに頼めばいいのかわからない」という方も多いと思われますので、担当のケアマネジャーにご相談頂くか、お近くの地域包括支援センターにご相談頂くと必要な手続きを取ってもらえます。