マイタウン薬局熱田店ブログ

五色の鬼はオリンピック

Date:2022.1.31 | 18:46

こんにちは!  マイタウン薬局熱田店です。

 

季節の移ろいを感じながら、昨年「立春」からスタートし『二十四節気』ごとにブログをお届けしてまいりましたが、ついに一周いたしました。

また今年も「立春」がやってきます。まだまだ寒いですが「立春」、今年は2月4日です。

そして2月4日、いよいよ冬季オリンピック開催ですね!!

その前日2月3日は「節分」、といえば豆まきですが、みなさん「豆まき」のあれこれ知っていますか?

せっかく「福豆を食べ、無病息災で過ごせますように」と願うわけですから、今回は「豆まき」について簡単にお勉強いたしましょう。

それでは、〇✕クイズ さっそくスタート!

もんだい ①

豆まきをするときの掛け声は「鬼は外、福は内」ですが、「福は内、鬼も内」と言って豆まきをするところもある。

 他の家から追い払われた鬼を迎え入れ反省させてあげるという意味で「鬼も内」という地域もあるそうです。

もんだい ②   

豆まきに使う豆は「そらまめ」である。

 豆まきに使う豆は大豆が一般的です。殻付きのピーナッツを使う地域もあるそうです。

もんだい ③

豆まきに使う大豆は生の豆ではなく炒った豆を使わなくてはいけない。

 豆まきに使う大豆は炒ったもの使います。「まめ=魔目」「炒る=射る」⇒「魔の目を射る」という意味もあり、炒った豆を鬼の目にあてて邪気を追い払うということらしいです。

もんだい ④

「わたなべ」という名前の人は豆まきをしなくてもよい。

〇 平安時代、源頼光(みなもとのよりみつ)と渡辺綱(わたなべのつな)が最大最強の鬼を見事にやっつけてしまいました。そのとき渡辺綱はとても強かったので、その後鬼は「わたなべ」という名前の人に近づかないようになったそうです。

もんだい ⑤

豆まきをするときは玄関や窓を開けて行うのがよい。

 戸締りをした状態では家の中の鬼は外へ出ていけません。外から福を呼び込むこともできないので玄関や窓を開けて行います。

もんだい ⑥

豆は自分の年の数だけ食べる。

 豆は数え年の分だけ食べるため自分の年齢より一つ多く食べる。

もんだい ⑦

正しい豆のまき方は玄関から順番に家の奥のほうに向かってまいていくのが正しい。

 家の奥から出口(玄関や窓)に向かってまくというのが正式な順番。

もんだい ⑧

豆まきは夜に行ったほうがよい。 🌠 🌙  🌠 🌠

 鬼は夜に現れると考えられていたため昼より夜に豆まきをしたほうがよいそうです。

もんだい ⑨

豆まきを行う夜まで豆を桝(ます)に入れて神棚へお供えしておくのがよい。

 豆まきに使われる大豆は桝(ます)に入れてお供えしておくと「力が増す」と言われています。

もんだい ⑩

鬼の武器は鬼の色によってそれぞれ違う武器をもっている。

 赤鬼は「金棒」、青鬼は「さすまた」、黄鬼は「両刃のノコギリ」、緑鬼は「なぎなた」、黒鬼は「おの」

また、鬼の色によって乗り越えたい災いが異なるそうです。

と、あれこれ習わしがあるようですが、無病息災を願いつつ日本の文化を楽しみましょう!

 

 

 

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