マイタウン薬局熱田店ブログ
みんな親切にするでちゅー
こんにちは！ マイタウン薬局熱田店です。
今日は、皆さんにご報告があります！
いろいろ「ゲン担ぎ」を試し、「幸運」✨を掴み取るため「一日一善」を心掛け、どうか神様仏様～と願った結果、念願のライブチケットが当選しました！！あとは、ライブ開催時期までに世の中が落ち着きますように🙏
やはり、良い行いはちゃんと神様が見ていてくれるんですね。でも、いざ行動しようと思うと勇気がいることも。
「親切心がかえって仇となる」
例えば、お腹の大きな妊婦さんに席を譲ったらふくよかな方だったとか・・・。
有名な落語にこんな話があります。
舞台は雪の江戸。
主人公・治郎吉が、汐留の船宿で飲んでいたところ、こぎたない小僧が近づいてきます。「シジミを買っておくれよう・・・」
寒いなか、子供がシジミを売っているのを不憫に思った治郎吉は、シジミを全て買い取ってやり、どうしてシジミ売りなんてやっているのか？と訊ねました。
小僧いわく、母と姉が病気なので自分がシジミを売って生活費を稼がないといけないんだ、とのこと。
姉は、もともと売れっ子の芸者だったそうですが、付き合っている彼氏が実家に勘当されたため、一緒に旅に出ることに。そして、途中に立ち寄った宿で、彼氏は危険なバクチを打ってしまいます。その結果バクチ師にはめられ、全財産を失ったうえに借金までしてしまいました。
借金のカタに、姉を差し出せと迫るバクチ師。その時、隣の部屋からさっそうと男が現れ、その場を収めてくれました。男は、彼氏の借金を返済してくれた上に、二人に路銀までくれて去っていったとのこと。
・・・と、ここまではいい話。
喜んだ姉と彼氏は、気を取りなおして旅を続けることに。しかし、次の宿で、先程の男からもらったお金を使うと逮捕されてしまいました。
なんと、男がくれたお金は盗まれたお金だったのです。小判に刻印がしてあったため、役人にバレてしまったのでした。
2人は窃盗容疑で投獄されてしまいます。姉はそのうち釈放されましたが、彼氏はまだ牢の中。打ちひしがれた姉は、とうとう病気になってしまったとのこと。
治郎吉はこの話を聞くとショックを受け、ふさぎこんでしまいます。
というのも、小僧の話に出てくる、「お金を渡して姉と彼氏を助けた男」というのは、実は治郎吉その人だったのでした。
治郎吉の正体は、なんと江戸の大盗賊・ねずみ小僧だったのです。
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ねずみ小僧は、「義賊」として、悪い大名や商人などから盗んだお金を、困った人々を救うために分け与えていました。しかし、この姉と彼氏のケースでは、治郎吉＝ねずみ小僧が人助けだと思って行ったことが、結果的に2人やその家族を不幸にしてしまったのでした・・・
「姉と彼氏を助けた男」が自分だと悟った治郎吉は、情けがあだになったことを知り、子分を自首させ彼氏を牢から出しました。その後勘当が許された彼氏は小僧の姉と夫婦になって、小僧と母親を引き取り仲良く暮らしたそうです。
さて「汐留の蜆売り」、いかがでしたでしょうか。いや～そもそも「義賊」だと言っても治郎吉（ねずみ小僧）は窃盗という悪いことをしてますよね。
それに、自分ではなく子分を自首させた？とか。
