マイタウン薬局熱田店ブログ
ガ~リガリちゃん!!
こんにちは! マイタウン薬局熱田店です。
今回は、季節の移ろいを感じることのできるよう、一年を二十四に区切った「二十四節気」のうちの「立春」についてのお話でスタートします。
例年は2/4のことが多いのですが、今年は2/3です。
この日から暦の上では「春」。〈まだまだ寒い~~(;´Д`)~〉
この日だけを立春ということもありますし、次の節気の雨水(2/18)までをいうこともあります。
江戸時代に書かれた「暦便覧(こよみべんらん)」には
春の気たつを以て也・・・この日から立夏の前日までが春。まだ寒さの厳しい時期ではあるが日脚は徐々に伸び、九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始めるころである。
と記されています。
庭には薄氷が張り、寒いのですが、水仙や椿は咲きかけていますね。
春もゆっくりと日本列島を北上しているようです。
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「花より団子!!」ですね?
さてこの季節でも、氷を食べずにはいられない!!なんて方はいませんか?
氷をガリガリかじるのが好きでどうにもやめられない、そんな人は要注意!!
もしかすると、鉄欠乏のサインかもしれません。
―氷食症(ひょうしょくしょう)とは―
口の中で溶かすのではなく、ガリガリとかじります。一日に製氷皿1トレイ分以上の氷を食べるというのが、氷食症の一応の定義です。
血液検査をしてみると、氷食症のかたのほぼ全員が鉄欠乏性貧血なのです。
―なぜ氷を食べるの?―
諸説ありますが、熱い口の中を冷やすために氷を求める。鉄の不足で自律神経のバランスが崩れ、口内の温度が上がるのではないかと考えられています。
―なぜ女性に鉄欠乏性貧血が多いの?―
成人女性の体内には約2500㎎の鉄が存在し、そのうち約67%が血液中のヘモグロビンに含まれ、27%が肝臓などに蓄積されています。
一日に食物から摂取できる鉄は1~1.5mg。
一方、皮膚や腸から約1mg、女性はさらに生理で約0.5mg、鉄を喪失するので、どうしても失う方が多くなり、鉄不足に陥りがちです。
日々の不足を補う貯蔵鉄がなくなったあたりから、氷食症が出始めます。
体内の鉄の半分、約1200mgが失われたとすると、これは食物からの摂取量の約800日分に相当します。
鉄が不足しないように、日頃から注意しましょう。
上記の症状に心当たりのある方は、医療機関に相談してみて下さい。