マイタウン薬局熱田店ブログ

木になる話。

Date:2021.1.30 | 09:38

こんにちは、マイタウン薬局熱田店です!

 

今日は、前回「ローリングストック」の中でとり上げた「ナッツ」のお話を。

ナッツといえばお酒のおつまみというイメージが強いかもしれませんが(それは私だけ??)おつまみとしてだけではもったいないほど実は栄養がたっぷりなのです。

多く含まれているのは、ビタミンE食物繊維、血液をサラサラにするオレイン酸など。

☝ナッツって?

硬い殻でおおわれた木の実」のこと。

アーモンド・くるみ・カシューナッツ・ピスタチオ・マカダミアナッツ・ヘーゼルナッツなどあります。

ところでピーナッツはナッツではない⁉

ピーナッツはマメ科の豆で、地中になる植物のため正式にはナッツじゃないんだそう。

ただ栄養価はナッツ類と同様に高く、不飽和脂肪酸であるオレイン酸・リノール酸のほか、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれているとのこと。また、渋皮にはレスベラトロール(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれているため、皮ごと食べるといいそうです。

 

【おいしくて栄養豊富!ナッツの健康効果】

ダイエット、メタボや高血圧の予防に

ナッツに含まれる不飽和脂肪酸は、マグロやサンマなどの魚やオリーブオイルやゴマ油などにも含まれる脂質で、牛脂やバターのように常温で固まる脂とは違って、体内でも固まりにくい性質があります。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸があり、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げたり悪玉コレステロール(LDL)減らします。

美肌・老化防止

シミやシワが増えたりタルミができたりする老化の原因は、体の酸化と糖化です。酸化は紫外線やストレスで増えた活性酸素が原因で、この活性酸素を防ぐ効果があるのがビタミンE。ナッツにはこのビタミンEが豊富に含まれます。

また糖化は、体内の余分な糖とたんぱく質が結びついてできるAGEという老化物質が原因。アーモンドを摂取することでAGEが減少することが分かっています。

整腸作用

ナッツに含まれる食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維で、胃や腸で水分を吸って膨らみ腸の蠕動運動を活性化させます。

食べ方には要注意!

健康によいナッツですが、たくさん食べればいいと言うわけじゃないようです。

食べ過ぎは肥満のもとに…ナッツは脂質が多いため少量でもカロリーが高く、食べ過ぎるとカロリーオーバーに。1日25g程度、アーモンドだけなら1日25粒ほどが目安。

素焼きで無塩のものを…おつまみ用のナッツには、食塩が加えてあったり油であげているものも。味がついていると量を食べてしまうことにもつながるので、無塩で素焼きのものを選びましょう。

便秘が悪化することも…便秘の種類によっては悪化することもあります。特に、腸の蠕動運動は正常なのに便意を我慢したりすることで便秘になっているタイプはさらに便がつまってしまうことにつながります。ナッツを摂取して便秘が悪化する場合は摂取をやめましょう。

酸化していない新鮮なものを…ナッツに含まれている不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、古くなったものは逆効果。封を開けたものは早めに食べる、密閉容器に入れて冷蔵庫など高温多湿を避けて保存するようにしましょう。

さて今回の、「木になるお話」いかかでしたか?

ナッツと言えば、某アイスクリーム屋さんに「ナッツ・トゥー・ユー」というのがあるのを思い出しました。これ美味しいですよね🍦。英語で「nuts to you! 」でもこのnuts、 ピーナッツのナッツではないんです。本当の意味は「ばかやろう~、このやろう~」だとか。

皆さん、美味しいナッツを誰かにプレゼントする時、くれぐれも「ナッツ・トゥー・ユー」とは言わないようにご注意を(^_-)-☆

それでは、次回は「気になる?〇〇」のお話を。           To Be Continued…

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