マイタウン薬局熱田店ブログ
小っちゃい事でも満足!
Date:2021.5.15 | 17:53
こんにちは! マイタウン薬局熱田店です。
5月も半ばを過ぎ、これから夏本番!!ただ5月にはもう一つ季節の節目となる日があります。
あまりなじみのない「小満」というのがそれです。
☆なぜこの時期を小満と呼ぶの? はい、それでは解説いたしましょう。
二十四節気の解説に度々用いられる暦便覧の小満の欄には、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とあります。
「盈満」は、「物事が満ちあふれること。また、そのさま」という意味を持っています。(goo辞書より)
要約すると「全てのものが満ちあふれると、草木に枝葉が茂る」、こんな感じ?
つまり「陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る」
分かりやすく言うと「全てのものがしだいに成長して、天地に満ち始める頃」を、表した言葉です。
また、農耕を主としていた時代は、秋にまいた麦の種などが、ちょうど穂をつける時期でもありました。
穂が出始めた麦を見て「今年は順調に育っている」と、ほっと一安心(少し満足)したのだとか。(諸説あります)
昔は、農作物の出来具合が、生死に関わるほど重要なものでした。
もう少しで収穫を迎える作物を目にすることで、「良かった・・・」と、胸を撫で下ろす時期だったのでしょう。
また5月の京都では、鴨川沿いに南は五条から北は二条まで「鴨川納涼床」が今年も一日から始まっています。例年ですと9月末までですが、今年は10月末まであるようです。
川沿いにしつらえた高床で景色を眺めながらのお食事もまた一興です。
まだまだ旅行など、恐れ多い事ですが、「いつもの生活」に戻ったら「あれもしたい、ここも行きたい」などと思いをはせるのも、コロナ禍の今だからこその楽しみ。