マイタウン薬局熱田店ブログ
まさか?鈴虫までも?!
こんにちは! マイタウン薬局です。
ずいぶん涼しくなってきました。むしろ日差しが心地よいとさえ思えます。
先日二十四節気で秋の終わりの「霜降」についてお話しました。冬になる前に急いで秋の話題をもう一つ。
「コオロギ」食がタンパク質も豊富で、環境にも優しいと。
では鈴虫はどうでしょうか?
さすがに鈴虫は食用にはされていないようです。(今のところ)
最近、あの美しい音色を草むらで聞くことも少なくなってきましたね。
ですが、京都には鈴虫の鳴き声を年中聞くことができるお寺があります。
通称「鈴虫寺」、正確には「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」がそうです。
八代目の住職が鈴虫の声に耳を傾けていたときのこと。ただひたむきに鳴き続けるその声に感じ入り、「これぞ禅の心である」と悟りを覚えたそうです。
このお寺には、鈴虫が約8000匹飼育されており、厳しい温度管理のもと、年中美しい音色を響かせています。
▶鈴虫豆知識
鈴虫の翅は2枚ですが、実は成虫になったばかりの時は4枚あるのです。しかし羽化したあとは必要ないので、2~3日で落ちてしまいます。
残った2枚の翅は鳴くためだけのもので、飛ぶためには使われません。
そしてもう一つの特徴が、長―い階段を上ったら山門には、「幸福地蔵さん」が立っておられます。本当のお名前を「幸福地蔵菩薩」と言い右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちになっておられます。普通仏様は、皆はだしですが、「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじをお履きになられています。これは、お地蔵様が皆様の所まで願いを叶え、お救いの手をさしのべるために、歩いて来てくださるからなのです。
ですから、お参りの際は住所、名前を言ってから、願い事を「一つだけ(ここで欲張ってはいけません。)」お願いしましょう。
お願い事が叶ったら、お礼参りも忘れないようにねっ!
それでは、秋の夜長、虫の声に耳を傾けながら・・・読書にする?それともお酒?