マイタウン薬局熱田店ブログ

まさか?鈴虫までも?!

Date:2021.10.26 | 18:48

こんにちは!  マイタウン薬局です。

 

ずいぶん涼しくなってきました。むしろ日差しが心地よいとさえ思えます。

先日二十四節気で秋の終わりの「霜降」についてお話しました。冬になる前に急いで秋の話題をもう一つ。

 

コオロギ」食がタンパク質も豊富で、環境にも優しいと。

では鈴虫はどうでしょうか?

さすがに鈴虫は食用にはされていないようです。(今のところ)

最近、あの美しい音色を草むらで聞くことも少なくなってきましたね。

ですが、京都には鈴虫の鳴き声を年中聞くことができるお寺があります。

通称「鈴虫寺」、正確には「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」がそうです。

 

八代目の住職が鈴虫の声に耳を傾けていたときのこと。ただひたむきに鳴き続けるその声に感じ入り、「これぞ禅の心である」と悟りを覚えたそうです。

 

このお寺には、鈴虫が約8000匹飼育されており、厳しい温度管理のもと、年中美しい音色を響かせています。

鈴虫豆知識

鈴虫の翅は2枚ですが、実は成虫になったばかりの時は4枚あるのです。しかし羽化したあとは必要ないので、2~3日で落ちてしまいます。
残った2枚の翅は鳴くためだけのもので、飛ぶためには使われません。

                                                               

そしてもう一つの特徴が、長―い階段を上ったら山門には、幸福地蔵さんが立っておられます。本当のお名前を幸福地蔵菩薩と言い右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちになっておられます。普通仏様は、皆はだしですが、「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじをお履きになられています。これは、お地蔵様が皆様の所まで願いを叶え、お救いの手をさしのべるために、歩いて来てくださるからなのです。

ですから、お参りの際は住所、名前を言ってから、願い事を「一つだけ(ここで欲張ってはいけません。)」お願いしましょう。

お願い事が叶ったら、お礼参りも忘れないようにねっ!

それでは、秋の夜長、虫の声に耳を傾けながら・・・読書にする?それともお酒?

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