マイタウン薬局熱田店ブログ
●高血圧とその食事について②●
こんにちは!
マイタウン薬局熱田店です(*^_^*)
前回に引き続き、高血圧とその食事療法についてお話させていただきます♫
第2回は食事療法、とくに『減塩』に絞ったお話です!
高血圧と言われたら…
★塩分を1日6g未満に抑えることを心がけましょう!
『減塩』がなぜ重要なのか?
身体が塩分をとり過ぎた状態だと、血液量が増えて血圧があがってしまうからなんです。
そして、食塩摂取量を1日1g減らすごとに、収縮期血圧が1mmHg下がるそうです(゜゜)!!
現在日本人の食塩摂取量は減ってきてはいますが、
高血圧の人の目標値よりも1日約4g多く摂取しています。
それでは具体的にどのように減塩を行ったらよいのか?
じゃーーーーーーーーーーん。こんな感じです。
ひとつずつ解説していきますね。
①汁物は1日1杯以下にして具だくさんに
味噌汁は1杯約2g、スープは約1.5gの塩分が含まれています。
1日2回だったのを減らすだけで、とても減塩できます!
具だくさんにすることで満足感もアップ、1杯当たりの汁量も減るのでおすすめです。
裏ワザとして、いつもの濃さの汁量を半分にするというのもあります!
私が学生時代に伺った病院ではそのワザも有効活用していました(^^)
ただ、味付け自体を薄味にして塩味を感じやすくしていくこともとても重要なので、
日頃のお食事は薄味にしていきましょう♪
ちなみに…
水110mlにしょうゆ小さじ1を入れた液体(塩分濃度0.8%の液体)を飲んでみて、
それが薄いと感じるようであれば味覚が濃い味に慣れてしまっている傾向にあるそうです!
ぜひためしてみてください(^○^)
②味つけは食材の中ではなく表面に
人の舌は食材の表面にある味ほど強く感じます。
食材の中ではなく、外側に味を塗る、絡ませる、ふりかける。
そうすると少量でもしっかりと味を感じることができますよ♫
これは以前のブログでも紹介させて頂いてますので、ぜひそちらもご覧くださいφ(..)
↓こちらのリンクから飛べます↓
③香りやうま味、酸味を有効活用
香りやうま味、酸味を料理に取り入れることによって料理のアクセントとなり、満足感につながります!
味のバリエーションを増やすことで、結果的に塩分使用量も減るので
いつも同じような味付けになっちゃってるわ~(T_T)
という方は、いろんな味付けに挑戦してみてください!
④調味料を計量してみましょう
家で計量スプーンを使用されない方、多いと思います。
この機会にぜひいつもの味付けになるまで、計量スプーンを使って調理してみてください!
意外と多く調味料を使用しているかもしれません。
濃口しょうゆ 小1【0.9g】、赤色辛みそ 小1【0.8g】
コンソメ 小1【1.7g】
使用した量を人数で割れば一人当たりの塩分摂取量になるので、ぜひ計算してみてくださいね)^o^(
⑤加工食品を減らしましょう
加工食品は意外と塩分が多いんです。
ウインナー 3本【約1.0g】、ベーコン 2枚【約0.8g】
梅干し 1個【約2.0g】、かまぼこ 2切【約1.0g】
ウインナー3本もベーコン2枚も簡単に食べられちゃいますよね(^_^;)
加工食品は包装の裏に食品成分値が記載されています。
食塩相当量というものが、塩分量をさしています。
食塩相当量の欄がない場合は、ナトリウム量を見てください。
ナトリウム量(mg)×2.54÷1000で食塩相当量(g)になりますよ!
普段から食品成分値を気にすることで、どんな食品が高塩分なのか分かってくるので、
ぜひ見るクセをつけてくださいね♫
とても長くなってしまいました(^_^;)
最後までお付き合いありがとうございます!
第③回は、高血圧と言われた際にそのほかに気をつけたいことについてお話します!
次回もお楽しみに!
暑い日が続いておりますので水分補給をお忘れなく行ってくださいね!
~お薬のことも、お薬以外のことも~
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