ケアプランセンター

【春日井市】介護認定調査員研修

Date:2019.2.19 | 10:23

こんにちは!マイタウン ケアプランセンターです。
2019年2月12日(火)、18日(月)の両日、春日井市介護認定調査員現認研修に参加しました。
皆さん、ご存知の通り、介護保険サービスを利用して頂くにはまず、初めに認定を受けて頂く必要があります(総合事業対象者の通所、訪問介護サービス利用を除く)。
マイタウンケアプランセンターでは春日井市からの委託を受けて、認定更新調査も実施しています。私はケアマネジャーとして、担当させて頂いている方及び市から依頼されるその他の更新対象者の調査に携わっています。認定調査は対象者の方の介護・支援の必要度を見極める入口となるため、大変重要な調査です。本研修では認定審査会での審査の視点、認定調査員としての調査業務上の留意点などについて指導を受ける貴重な機会となりました。

 


介護認定調査の難しさは、対象者の状況、支援・介護の必要性をいかにわかりやすく調書に記載し、審査会委員の方に理解して頂くか、に尽きると私は実感しています。常々、市からは「その方の状況が目に浮かぶように具体的に記載を」と指導を受けますが、これが実に難しいのです。私は自分がケアマネジャーとして担当させて頂いている方の調査が多いため、その方の状況は把握しています。その点は強みである反面、状況を把握しているが故に、ケアマネとしての視点を入れてしまわないように気を付ける必要があります。調査はあくまで、事実をありのままに記載するべきものなので、ケアマネとしての考え、視点について記述することはご法度なのです。もうひとつ、難しいといいますか、誤解されやすいのですが、利用者さんやご家族から「認定区分はケアマネ(調査員)さんが決めるの?どうして私より元気そうな人が要介護なのに私は要支援なの?」などと質問を受けることもあります。そんな時には、このようにお答えします。「調査員は事実をありのままに記載するのが役目なので、ケアマネとしての視点、考えを記載することはできません。また、認定区分を決めるのは春日井市であり、調査員はルールに則って、調査報告のみを行います。」と。付け加えて「調査は学校のテストや身体能力を競う試験ではないので、決して、ご自身のいいところを見せようとされず、むしろ、お困りの状況、どんなことを支援してもらいたいのか、を正確に調査員に伝えてください。」とお話ししています。普段はできないことを「頑張って」調査員の前だけで、「できる」アピールをしてしまうと、日頃の状況を知らない調査員は調査時の状況に重きを置いてしまう恐れもありますので、くれぐれも皆さん、ご注意頂きたいと思います。

春日井市は認定調査希望者が軒並み増えているそうで、ひと月あたり1,000件の調査が実施されているとのことです。これからも多くの方の介護認定調査に携わることになると思いますので、より、精度の高い調査を実施できるように精進して行きたいと思います。

 

マイタウン ケアプランセンター
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