マイタウン薬局熱田店ブログ
👂3月3日👂
こんにちは! マイタウン薬局熱田店です。
少しずつ春の気配を感じる気候になってきましたね。
先日の暖かい日に、何年振りかで母と障子の張替えに挑戦してみました。
昔は、師走の風物詩でしたが、今ではすっかりその光景を見なくなりました。
まずは、この時とばかりに障子を破り、その後桟に残った紙を取り除くため、水をかけながら束子でゴシゴシ。陰干ししたら桟に糊をつけ、下から順に張っていきます。
すっかりきれいになって、気分も清々しくなると同時に、卒寿を迎えた母とこんな時間を共有できるのもこの先どれだけあるかなぁと思うと少し寂しくもありました。
65歳以上の人口が全人口の7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と言われており、日本は、1970年に「高齢化社会」、1994年に「高齢社会」、その後も上昇を続け2007年に「超高齢社会」に突入しました。
また、2017年に「自分の意思で修正可能な認知症の9つの危険因子」が報告されました。
上記のいずれかに当てはまる場合、そうでない人に比べて認知症になるリスクが高いことが分かりました。
その中でも最も大きな危険因子とされたのが「中年期以降の聴力の低下」です。
詳しいことはまだわかっていませんが、周囲とのコミュニケーションが減ってしまうことが影響していると考えられています。
こんな症状はないですか?
👂テレビのボリュームが大きくなった。
👂騒がしい場所(ショッピングモールやスーパー)などで、音が聞き取りにくい。
👂後ろから車が近づいても気が付かなかった。
👂聞き返すことが多くなった。
👂電話で話が聞きづらい。
👂ドアホンの音や病院などで呼ばれても気が付かなかった。
👂後ろから呼ばれても気が付かなかった。
年齢を重ねると誰もがあちこち不具合が出てくるものです。
聴力低下の原因は「加齢性(老人性)難聴」と言って年を重ねたらだれにでも起こりうることです。
でも「年だから・・・」とあきらめないでください。認知症予防は難聴予防が重要。
そこで、補聴器の普及が難聴による健康リスクを回避する!
一般的に加齢性難聴になってしまったら症状は改善しないと言われており、難聴を放置していたら認知症の発症リスクとなるので、早めの対処がお勧め。
日本補聴器協会の調査結果では、下のグラフのように補聴器普及率は日本ではほぼ14%にとどまっています。
これは、補聴器が煩わしい、装着しても元の聴こえに戻らないなどのネガティブなイメージが原因のようです。
聴こえにくさに気づいたらぜひ早めにケアを始めていきましょう。
私たちマイタウン薬局には、「聴こえの専門スタッフ」がおります。
どんなことでも結構です。まずは店のスタッフに相談してください。