マイタウン薬局熱田店ブログ
特別徘徊?No!特別拝観!
こんにちは(*^^*) マイタウン薬局熱田店です。
先日、「ずらし旅」で京都に行ってきました。
修学旅行生がチラホラいましたが、外国人観光客はいなかったこともあり、楽しく「おひとり様」観光できました。
今回の目的は3つ。買い物・甘味・特別拝観・・・
まずはお寺の特別拝観から。
京都駅から地下鉄「烏丸線」に乗り四条駅へ。(バスで行くより、地下鉄で真っすぐ北へ向かい、東へ歩いた方が混雑から回避できます)祇園まで歩き「建仁寺」塔頭の「両足院」へ。
まだ見ごろとまではいきませんが7月半ばまで回遊池の周りにぎっしりと群生している「半夏生」が見事です。
半夏生とは、ドクダミ科・ハンゲショウ属に分類される多年草で、夏至から11日目を半夏生(ハンゲショウ)と呼び、その頃に花を付けることから名付けられました。また、花の咲く頃に葉の一部が白く色付いて、半分だけ化粧をしたように見えることから「半化粧」とも呼ばれます。
夏になり開花期を迎えると、上の葉の脇から長さ10~15cmほどある穂状の花を咲かせます。1つ1つの花は白く小さく、花びらはありません。
おっと、あまりゆっくりもしていられません、次は・・・
同じく建仁寺塔頭の「霊源院」へ。
ここはアマチャが枯山水を見事に彩った、まさにこの時期だけの贅沢を堪能できました。
そう、毎年4月8日に行われる釈迦の生誕を祝う仏教行事「灌仏会(かんぶつえ)」【「花まつり」とも言いますね】にアマチャを煎じた「甘茶」を湛えた水盤がしつらえられ、その中に置かれた仏像に甘茶を注ぐ、のアマチャです。
縁側から足を投げ出して撮った写真がこちら!
💡 詳しく教えて! 甘茶!!
【砂糖の1000倍も甘い!?甘茶の秘密】
「アマチャ」はユキノシタ科のヤマアジサイの変種です。
このアマチャの若い葉を蒸してもみ、乾燥させたものを「甘茶」と言い、お茶として飲むのはもちろんのこと、天然の甘味料や生薬、また化粧品や入浴剤まで様々なものに用いられています。
甘茶の甘さは、甘茶に含まれる甘味成分「フィロズルチン」、「イソフィロズルチン」によるもので、砂糖の約1000倍甘いとも言われていますよ。
【甘茶のうれしい効果】
甘茶はとても甘いのですがカロリーがゼロなので、糖尿病の方の食事にも用いられているそうです。
また、「甘茶メタノールエキス」が含まれており、花粉などのアレルギー性疾患や、アトピー性皮膚炎に効果が期待されています。
その他にも、抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、抗菌作用による歯周病、口臭予防などにも効果があると言われています。
ひと口飲むと本当にお砂糖が入っているかのように甘味を感じる甘茶ですが、飲む際には注意が必要です。
甘いの大好き!と言って濃く煮出してしまうと、おう吐や吐き気などの中毒症状を起こすおそれがあります。
茶葉やお湯の量は購入した時の袋の表示を参考にし、煮出しすぎには気を付けて、おいしい甘茶を頂きましょう!!
「過ぎたるは及ばざるが如し!」といいますからね!!
買い物・甘味編は次回に・・・