マイタウン薬局熱田店ブログ
オレンジサファイアの実
こんにちは! マイタウン薬局熱田店です。
わが実家の金柑の実が徐々に色づいてきました。
金柑の花
金柑の実
子供のころ、冬季に風邪ぎみになるとよく「金柑の煎じ汁」を飲まされたものです。
ほろ苦さと酸味と甘みの調和が、当時の幼い私にもとても美味しく感じたのを覚えています。
さて、今回はこんな「金柑」にクローズアップ。
「オレンジの宝石」小さな金柑がもつ大きな力
▶咳、喉の痛みの緩和
金柑には、風邪で痛んだ喉や鼻の回復をサポートし、粘膜を強くする栄養が豊富。適度に継続して摂ることで、寒さや細菌への免疫力を向上させる効能が期待できます。
▶美容効果
肌の組織を作るタンパク質の一種「コラーゲン」を作る際には、たくさんのビタミンCが必要です。肌や粘膜の荒れが気になる人は、定期的にビタミンCが豊富な金柑を食べて、健康な皮膚の形成に。
▶ヒーリング効果
柑橘系の芳香成分には、蓄積されたストレスを軽減させ、気持ちを落ち着かせる働きがあるとされています。
▶血流の改善
金柑の皮には、ヘスペリジンという成分が多く含まれていて、①血管を縮め高血圧の原因となる「活性酸素」を抑えるビタミンCの吸収を助ける ②しなやかな強い血管を保ち、毛細血管への血行を促進する ③血中悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールの数値を安定させるという効果が期待されてます。
▶腸内環境の改善
金柑の皮やスジの部分には、食物繊維が豊富。食物繊維には、体内の有害物質にくっつき排泄する働きもあるので、デトックス効果があるとされています。
🍯風邪には金柑のはちみつ漬け🍯
はちみつには古来よりさまざまな薬効があるとされており、その1つに抗菌作用があります。そのため民間療法として風邪などの治療に用いられてきました。「金柑のはちみつ漬け」はこれらの成分を一度に摂ることができる優れものです。
某メーカーの「はち〇つきんかん〇〇飴」ってのも人気ですね。
※ 1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
【金柑のはちみつ漬け】
材料: 金柑 200g はちみつ 200g
金柑はヘタを取り除き、薄い輪切りにし、種を取り除きます。保存容器に金柑と蜂蜜を入れ、フタをして冷蔵庫で1日おいたら出来上がりです。
とっても簡単、これでこの冬の風邪対策もばっちりですね。
12月に入ればそろそろ「小雪」が「大雪」に・・・みなさん、どうかお風邪などめされませんように。