マイタウン薬局熱田店ブログ
お、おなかがすいたんだなぁ。
こんにちは! マイタウン薬局熱田店です。
残暑を涼しげな「川床」で振り払ったあとは、いよいよ心地よい行楽のシーズンが始まります。
皆さん、この秋どこかに行く予定はありますか?
美味しい自然の空気に、行楽のお供といえば、なんと言っても「おにぎり」は外せませんね。
インドア派の私、行楽はいまいちですが、毎日のお昼ご飯に「おにぎり」食べてます!今のマイブーム。
▶ おにぎりの始まり
おにぎりの起源は平安時代の「屯食(とんじき)」というもの。宮中や貴族の宴会があった時に、屋敷で働く人々のために「ご苦労様」という意味をこめて配られていたそうです。それ以降、おにぎりはお皿のいらない簡単で便利な食べ物として戦国時代の携帯食や野良仕事の弁当として重宝されてきたようです。
▶ 「おにぎり」と「おむすび」の違い
中身は一緒で呼び方が違うだけですが、歴史が古いのはおにぎりのほうだとか。おにぎりという言葉はもち米をむした強飯(こわいい)をにぎった“にぎりめし”が原型とのこと。これがいつのまにかおにぎりと言い換えられ、もち米からうるち米でつくられるようになったそうです。
おむすびは江戸時代に身分の高い女性や大奥などで、女性のていねいでやさしい言葉、女房言葉としておにぎりを言い換えたのが始まりとされています。
[nikkei.com]
▶ 米のパワー
「ごはんは太るから」と、ごはんを食べないでおかずだけの食事をとる人がいます。確かに、お米の成分はエネルギーの源になる糖質(でんぷん)がほとんど。だからと言って、ごはんは太るというのは大間違い。ダイエットの基本、体内の脂肪を燃焼させるには、ある程度の炭水化物が必要です。
さらに、ごはんはゆっくり消化されるため、血糖値が長時間安定し、いわゆる満腹状態が長持ちする利点があります。
そして、糖質以外にもたんぱく質、ビタミン B、E、ミネラル、食物繊維を含んでおり、バランスの良い食物なのです。
また、ごはんには食物繊維と同じ働きをするレジスタントスターチ(難消化性デンプン)と呼ばれるものが含まれます。
お米のデンプンは、炊飯する前は硬く消化しづらいβデンプンですが、炊飯することにより柔らかいαデンプンになります。ごはんは炊き上がった直後からまたβデンプンに戻り始めるため、時間が経ってから食べることが多いおにぎりは消化しづらくなり、レジスタントスターチの効果もあがるということです。
▶ 海苔のパワー
海の恵みの海苔は、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。その中でも注目なのはビタミン B1 と B2 。 このビタミンB は、エネルギーの代謝と燃焼に必要なビタミン。(B1=糖質の分解・B2=脂肪の燃焼) おにぎりを包む海苔は、ごはんの栄養素を消化する為の火付け役となります。
また、日頃不足しがちな鉄、カルシウムなども豊富に含まれており、ごはんの栄養分を補う最強の味方です。
▶ 塩のパワー
ごはんと海苔の吸収を助けるのがお塩です。摂り過ぎは良くないですが、少な過ぎるのも問題。お塩が不足すると胃酸が薄まり、消化吸収が妨げられてしまいます。おにぎりのお塩は、単に味付けだけのものではなく、おにぎりの消化吸収を助けているのですね 。
混ぜこみ×具×巻き物=無限大
みなさん、お好みのおにぎりを作ってこの秋は行楽にスポーツに楽しみましょう!