マイタウン薬局熱田店ブログ
「五山」de ござんす!
こんにちは(*^^*) マイタウン薬局熱田店です。
ゆく夏を惜しむかのような儚げな「線香花火」に続き、今回は京都の人々にとっては大事な大事な行事について。
8月16日夜、夏の夜空にくっきりと浮かび上がる、「五山の送り火」は京の夏の終わりを告げる風物詩として全国的にも有名です。
今年は、こちらも祇園祭に続き3年ぶりに「全面点火」となりました。
送り火の前につく、「五山」は東山如意ヶ嶽の「大文字」がもっともよく知られ、ほかに松ヶ崎西山・東山の「妙・法」、西賀茂船山の「船形」、金閣寺付近大北山(大文字山)の「左大文字」及び嵯峨仙翁寺山(万灯籠山・曼荼羅山)の「鳥居形」の五つを指します。
例年のそれぞれの点火時刻は、下記の通りですが、今年は直前の雷雨の影響により10分遅れましたが、何とか皆さんの熱い思いと協力により、美しい火を点すことができたようです。
●大文字・・・・20:00点火
●妙法・・・・・20:05点火
●船形・・・・・20:10点火
●左大文字・・・20:15点火
●鳥居形・・・・20:20点火
マップはこちら👇
京を彩るスケールの大きいこの行事の歴史について、それぞれに俗説はありますが確実なものはわかっていません。
送り火そのものは、再び冥府(冥府・死後の世界)に帰る精霊を送るという意味をもつ盆行事の一形態で、この行事が一般に広く行われるようになったのは、仏教が庶民の間に深く浸透した中世-室町時代以降であるといわれています。
コロナ禍で人込みを避け、テレビでゆっくりご覧になった方も多いんじゃないでしょうか?
さてこの時期、京都の夏の名残を惜しむお菓子として、その名も「金魚」をご紹介します。
梅酒風味の寒天の水槽で涼やかに泳ぐ金魚と水草!! 「こんなん可愛すぎて食べられへんやん!?」
と、言いつつお腹で飼うことに・・・
・・・・・・・・・・・・・・・( *´艸`)
トップページの写真:京菓匠 游月 「五山送り火」