介護畑20年間に感じた医療の重み。 「だから、マイタウンにやってきました。」

介護畑20年間に感じた医療の重み。 「だから、マイタウンにやってきました。」

大学を出てから介護職一筋。
誰に聞いても真面目だと賞賛される。
そんな男性が、新しい部門であるマイタウンケアプランセンターのケアマネジャーとして就任しました。
長年慣れ親しんだ職場を離れ、マイタウンへやってきた意図とは。
ケアプランセンターと薬局、どのような取り組みが生まれるのでしょうか。

interview : Yumico kojima

マイタウンケアプランセンターとは、介護に関するすべての相談窓口。

Interviewer:マイタウンのケアプランセンターが出来たということですが、ケアプランセンターとは何ですか?
山本:簡単に言うと、介護や支援に関する相談や手続き全般を行う窓口のようなものです。私はケアマネジャーと言って、介護保険制度に基づいて、利用者さんが安心して暮らせる情報や機会を提供する役割です。
Interviewer:具体的にどのようなことをされているのですか?
山本:制度が頻繁に変わっていく介護保険を全て把握していくのは難しいことです。まず、介護や支援を受けたいという方々に適したプランをご提案し、同意の上で手配をします。各介護施設やクリニック等、利用者さんが日々関わる環境に対しての調整と届け出が主です。そして、常に利用者さんの状況を見守り、必要に応じて修正していきます。関係各所から様々な情報が集まるので、介護に関することなら何を相談されても困らないネットワークを持っています。
Interviewer:では、利用者さんでなくても相談しても良いですか?
山本:もちろんです。どんなことでもお気軽にお声がけ頂けると嬉しいです。

現在の状況をうかがうため利用者さんのご自宅へ。ご家族との会話も大切にしている。時にはリハビリ施設までの送迎を任されることもあるほど、近い距離感で向き合う。

現在の状況をうかがうため利用者さんのご自宅へ。ご家族との会話も大切にしている。時にはリハビリ施設までの送迎を任されることもあるほど、近い距離感で向き合う。

利用者さんのケアプランを作成したり、状況を記録したり、訪問の合間に事務作業をこなす。

利用者さんのケアプランを作成したり、状況を記録したり、訪問の合間に事務作業をこなす。

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真面目に向き合う。真面目に発信する。

Interviewer:ケアマネジャーとしての、やりがいは何ですか?
山本:実際に最近、強く感じた機会がありました。以前勤めていたところで担当することになった方は、入院がきっかけで筋力が弱ってしまい、車イスでの移動でした。ご本人さまも歩きたいという意欲が強くリハビリも積極的。よって、足のトレーニングに力を入れているデイケアセンターを紹介しました。ご本人さまの努力の甲斐あり、最近では足取りもしっかりし、毎日お散歩も楽しまれるほどになりました。私は転職のことがあったので、一旦担当を離れたものの、ここへ来て改めてまた担当させていただくことになりました。ケアマネジャーとして再開した際には是非とお声がけいただいていたのです。
Interviewer:先ほど、ご本人さまともお話できたのですが、「山本さんは何もわからなかった自分たちに親切に真面目にいつも対応してくださり、夫婦共々信頼している。月に一回は腰を据えて話をしてくれるのは山本さんだからだ。」とおっしゃっていましたよ。
山本:ご本人さまが積極的にリハビリを進めるお手伝いができたことと、私を信頼してくださり、近い距離感で見守ることができるということが嬉しかったです。ケアマネジャーは利用者さんと地域に双方の情報を発信し、結びつけていく仕事だということにやりがいを感じます。

リハビリの進行状況に気を配りながら、困ったことがないか等を日々の会話で気にかけている。

リハビリの進行状況に気を配りながら、困ったことがないか等を日々の会話で気にかけている。

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福祉、介護、医療、薬剤と手を組み、地域を見守る場所に。

Interviewer:なぜ、マイタウンに?
山本:大学を出て介護職に就き、現場で20年ほど働いているうちに知識が広がり、意識が変わっていきました。介護が必要な人たちと介護の現場をもっと円滑に結びつけ、地域全体で見守っていけたらと思うようになりました。現場で強く感じたことは、医療や薬剤の知識を持った専門家がもっと近い位置にいてくれたら更に良い介護環境が整うのでは?というジレンマでした。
そこで、働きながら資格を取り、ケアマネジャーとして転職を考えていたところでマイタウン薬局の取り組みや、新しい事業のことを知り、ここで働きたいと思いました。
Interviewer:実際に思い描いた環境でしたか?
山本:はい。面接の際に、猪村社長が地域医療について熱く語った内容に強く共感し、親しみを覚えました。同席されていた、クリニックの先生もデイケアセンターで行うリハビリの重要性やケアマネジャーの役割に理解が深く、この方々と働くことができたら心強いと感じました。今でもその思いは変わりません。
実際に働く中でも、クリニックの先生やマイタウン薬局の薬剤師は近い距離感でなんでも相談することができます。

マイタウン薬局の薬剤師と、介護や薬の情報交換を行う。

マイタウン薬局の薬剤師と、介護や薬の情報交換を行う。

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地域医療を根ざす、第一歩。

Interviewer:これから。マイタウン薬局とともにどんな事をしていくのですか?
山本:介護といっても幅は広いのですが、どの段階でも医療、そして薬剤の知識が必要だと感じています。そもそも、マイタウン薬局と地域のクリニック、そこに併設されたデイサケアセンター内で、より有効な介護や支援の見守りができないかということでケアプランセンターができました。より健康でいるために、薬に頼っている利用者さんも少なくありません。効果や服用方法の事で相談を受けることも多いのですが、すぐにクリニックや薬局と共有することができます。
まさに、私が必要と感じていた連携ができる土台がここにはあると感じています。連携はまだ完全とは言えません。さらに医療、薬剤、介護が互いに協力し合い、地域の皆様が安心して暮らしていけるようマイタウン薬局とともに進めていきたいです。

「お薬のことも、お薬以外のことも」マイタウン薬局と共に、地域の方々の健康ステーションでありたいと願う。

「お薬のことも、お薬以外のことも」マイタウン薬局と共に、地域の方々の健康ステーションでありたいと願う。

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山本敏朗
大学卒業後、特別養護老人ホームにて生活相談員、併設型居宅介護支援事業所、デイサービスで管理者等の仕事を経てマイタウンケアプランセンターへ。ケアマネジャーとして、地域の方々の介護に関する相談窓口となっている。カラダを動かすことが大好きで、休みの日は子供とプールに行ったり、ウォーキングを楽しんでいる。

【資格】介護支援専門員、社会福祉士、介護予防指導士、
    あいち介護予防リーダー

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