船方店ブログ
なごや健康フェア2021に参加しました
こんにちは、マイタウン薬局船方店です!
ひと月ほど前ですが、名古屋市歯科医師会・名古屋市薬剤師会が主催する、なごや健康フェア2021に参加しました。
会場は名古屋駅付近のウインクあいち5階であり、コロナウイルス感染拡大予防対策をした上での開催となりました。
お薬のことを専門家である薬剤師に相談できる【おくすり相談ブース】、血管年齢や骨強度測定などができる【健康測定コーナー】、お子様が薬剤師の業務を体験できる【こども薬剤師体験】など、多くの方々が参加され、地域の皆様の健康増進を目指し行われました。
私はこれらの中で、こども薬剤師体験を担当いたしました。10~15歳のこどもが実際に白衣を着て、錠剤に見立てたチョコレート菓子を分包機という機械を用いて分包しました。
処方せんには、赤色のチョコレートを朝食後と夕食後に1個ずつ、黄色のチョコレートを夕食後に2個服用するという内容の指示が書いてありますが、初めて見ると大人でも理解しにくい内容です。処方せんの見方を説明し、錠剤に見立てた各色チョコレートを必要な錠数とってもらいました。
分包機の使い方の説明をし、朝に必要な錠数、夕に必要な錠数を分包機にセットし分包します。上記の例であれば、朝に赤色が1個、夕に赤色が1個と黄色が2個となるように分包します。私が担当したお子様は、最初は緊張した様子でしたが、正しく分包することができ、やり切った表情をしてました。薬剤師という仕事に興味を持ってもらえたようで嬉しく思います。
朝・昼・夕など飲むタイミングで薬をひとまとめにすることを、一包化と言います。高齢で多くの薬を飲んでおりのみ間違えてしまう患者さんや手先が不自由な患者さんなどに向けた、薬を正しく飲んでもらう工夫の一つです。また、小児の患者さんの粉薬を分包する際にも、分包機は使われ、患者さんの健康を支える薬局には無くてはならない機械の一つであると言えます。
一包化の実例
お薬をお渡しするのに時間がかかってしまうこともありますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。