ケアプランセンター

ご存知ですか?帯状疱疹ワクチン!

Date:2021.12.11 | 17:40

こんにちは!マイタウン ケアプランセンターです。
巷ではコロナワクチンの3回目接種に向けての準備が進められていますが、今回はコロナワクチンではなく、帯状疱疹ワクチンについてお話ししたいと思います。皆さん、帯状疱疹にもワクチンがあるのはご存知でしたか?
私はつい最近、知ったばかりです(笑)。私自身20年くらい前に帯状疱疹を発症してしまい、数日間悩まされた苦い経験があり、そのようなワクチンがあることを知ったため迷わず、接種することにしたのです。

帯状疱疹は、体内の水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。
主に子どもの頃に、このウイルスにはじめて感染すると、水ぼうそうを発症します。そして、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖しはじめます。そして、ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症します。
帯状疱疹の発症には、加齢が関係しており、日本人では、50代から帯状疱疹の発症率が高くなります。50代、60代、70代と発症率は増加し、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
帯状疱疹になった患者さん全体のうち、約7割が50歳以上です。しかし、残りの3割には20代~30代も含まれており、若い人でも発症する可能性があります。
帯状疱疹は、ワクチン(自治体により、助成を受けられます)で予防できます
ワクチンには、感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱くしたものや、成分の一部を取り出したもの、また病原性を全くなくしたものがあります。ワクチンを体内に接種すると、そのワクチンの成分(細菌やウイルス)に対しての免疫力を高め、病気の発症や重症化を抑えることができます。
帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。水ぼうそうにかかったことがある人は、すでに水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱まってしまうため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防します。予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。
なお、予防や治療に関する詳しいことについては医師とご相談ください。

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