マイタウン薬局熱田店ブログ

悟りのすえに!

Date:2021.2.20 | 15:23

こんにちは!  マイタウン薬局熱田店です。

 

先日、Sさんから「結局、如来の螺髪って毛玉なんですか?」と。

け、け、毛玉~???

ということで、如来の毛玉に、いや螺髪について調べましょう。

ここは、如来さんに直接聞いた方がいいかも。

如来、如来・・・と言ってもいろいろいらっしゃる。阿弥陀如来・釈迦如来・大日如来に薬師如来。勝手に身近に感じる薬師如来さんに聞いてみよう!

薬師如来を祀っているお寺、たくさんあるけど、どこにしましょう。

東寺、醍醐寺、平等寺・・・

 

「そうだ!京都行こう♪♪」

ここからは、県をまたぐ移動は自粛させていただきますので、「妄想トリップ」略して「もとりっぷ」。

名古屋から1023 新幹線のぞみ211号(N700系)にのって、京都駅1057

東寺なら京都八条口から歩いて15分。天気もいいので、歩きましょう。

 

参道すごい賑わい。今日は21日なので、「弘法市」が開かれているんだ。

骨董品・雑貨など半日は楽しめるわ。

まずは今日の目的の金堂に祀られている薬師如来さんのもとへ。

O:「すいません。頭のブツブツはなんですか?」

薬師如来:「はっ?ブツブツ?これは螺髪(らほつ)いうて、地肌に張り付いているわけではないんや。髪の毛が右巻きに巻貝のようになってるで。(「螺」は巻貝のこと)

そんでな、頭は中央部が盛り上がって、2段(肉けい)になってるのも特徴やで。」

O:「おでこのほくろみたいなのは?」

薬:「またまた失礼な!白毫(びゃくごう)いうて、眉間から伸びた白い毛が、右に渦を巻いて固まっとるんや。ここから光を放つとも言われてるで。ちなみにこの毛を伸ばすと、2メートルにもなるねんて。」

O:「ほかにも特徴はあるのですか?」

薬:「東寺の薬師如来は持ってへんけどな、左手に薬の入った壷(薬壷〈やっこ〉)を持ち

さらに両脇には日光菩薩月光菩薩(がっこうぼさつ)が並ばはることが殆どだすわな。

あ、それともうひとつ、薬師如来の正式名は薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)と言うんや。覚えといてな。そのSさんにも、あんじょう伝えといてや。おきばりやす!」

:「ありがとうございました。」

せっかくここまで来たから、何かお土産を。

弘法市を挟んだ20.21.22日にしか売らない、笹屋伊織の「どらやき」を。

ミッション済んだらお腹がすいてきました。お昼も過ぎたから、京都で有名な「新福菜館」でラーメンでも食べよ。

また京都駅まで歩いて、新福菜館まではすぐ。ラッキー!あまり並んでない!

この黒いスープが意外とあっさりしていておいしい。

お腹も満たしたし、甘いもん(べつばら・・・)は、六角通の「栖園」で名物「琥珀流し」をいただこう。

京都駅から南北の地下鉄烏丸線に乗り、二つ目の「四条駅」で降り、北へ「六角通」に、そこから東の「高倉通」へ。京都は通りの名前が碁盤の目で分かりやすいから助かるわ。京町屋で季節ごとの暖簾が目印。

確か2月はココアだった。

これこれ!!

「ごちそうさまでした。」

さてと、明日仕事だから名古屋に帰ろ。

地下鉄で京都駅に。1648発 のぞみ238号。

34分で名古屋着。さて明日Sさんに正しく報告しなければ。

 

どうでしたか?今回の「おひとりさま京都旅行」

それではまた。

 

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