マイタウン薬局熱田店ブログ
しじみ、しみじみ
こんにちは! マイタウン薬局熱田店です。
春! spring(英)!! primavera(伊)!!! printemps(仏)!!!!
すっかり春一色 (^^♪
今回のお題は—「し・じ・み」
4月23日は「しじみの日」らしいですよ。(数字の語呂合わせで、ギリシャ語で2をジといいます)
日本では、汽水域の宍道湖のヤマトシジミが有名です。
しじみってどうやって食べるのが一般的?簡単に摂るにはお味噌汁でしょうか?
そこで
しじみのお味噌汁を飲むことで期待できる効果って?
しじみのお味噌汁でこんな栄養素を摂取できます
・オルニチン
体内にも存在する非必須アミノ酸の一種で、肝臓の働きを助け疲労回復にも
・タウリン
含硫アミノ酸の一種で、肝機能を高める効果や動脈硬化を予防する効果
・ビタミンB12
貧血を予防する効果や、神経の機能を正常に保つ
・カルシウム
歯や骨をつくり、骨粗しょう症を予防する効果が
・鉄分
貧血を予防する効果や疲労回復効果
・亜鉛
新陳代謝や成長を促すことや、二日酔いを防ぐ効果も期待できると言われています。
しじみは他の二枚貝に比べると小さな貝ですが、含まれている栄養素は、非常に多いのが特徴です。生きていく上で必要な栄養素がたっぷり含まれているので、積極的に食べたい食材ですね。
しじみのお味噌汁は汁だけ飲んで身は残してしまう人もいますが、身にも栄養がギュッと詰まっていますから、ちょっと手間にはなりますがちゃんと食べることをおすすめします。
そこでマイタウン薬局スッタフ6人に聞いてみました。
あなたはしじみの味噌汁の身は食べる派?残す派?
しじみ食べる派:3人
しじみ食べない派:3人
お味噌汁にして栄養素をより効率よく摂取
しじみに含まれているオルニチンやタウリンは水溶性なので、調理することで流れ出てしまいやすいのです。お味噌汁ならしじみから染み出たオルニチンやタウリンも、しっかりと取り入れることができますね。お味噌自体にもアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれていますから、しじみのお味噌汁をいただくことは美味しいだけでなく、健康にもとても良さそうです。
また、しじみのうまみ成分であるコハク酸は甘味を持つアミノ酸です。そしてコレステロールを抑える働きもあるといわれています。コハク酸によるしじみのうまみたっぷりのお味噌汁、美味しくいただけて健康への効果もある、これは汁の一滴も残さないで飲み干したいですね!
☛しじみに含まれる注目したい栄養素「亜鉛」
しじみに含まれている栄養素の中で、注目したいのが亜鉛。亜鉛は不足しやすい栄養素で、不足することで様々な体への悪影響が心配されます。
亜鉛が欠乏するとなりやすい代表的な症状が味覚異常です。味が分からなくなったり食べ物の本来の味とは異なるおかしな味がすると感じて、食欲が落ちてしまうことも。
また、肌あれを起こしたり傷の治りが遅くなったり、胃腸障害や免疫力の低下などの症状が表れることもあります。
子供が亜鉛不足になると、体の発育が遅れるなどの影響もありますから、亜鉛は大人も子供も意識して摂りたいですね。
☛男性にも女性にもメリットがあるしじみのお味噌汁
亜鉛は特に男性に摂取して欲しい栄養素だといわれています。男性向けのサプリやドリンク剤にも亜鉛が配合されていますが、これは体調を整える効果があるだけでなく、亜鉛が男性ホルモンのテストステロンをつくるために欠かせない栄養素であるからです。
女性にとっても亜鉛は重要な栄養素です。妊娠中の体調維持、胎児の健康のためにも亜鉛が不足することは避けるべきで、妊活を行う際にも亜鉛を積極的に摂取することが勧められています。髪や肌の健康を維持するためにも亜鉛が欠かせません。
美肌や美髪を心がけるなら、内側から亜鉛の摂取を心がけたいものです。
トップページの画像は、4月23日の誕生花の「カンパニュラ(フウリンソウ)」
花言葉は「感謝」「誠実」