ケアプランセンター
『講談で学ぶ成年後見制度』
Date:2018.6.18 | 12:11
こんにちは、マイタウン ケアプランセンターです。
6月16日(土)に『講談で学ぶ成年後見制度』を受講して来ました。成年後見制度は、認知症状の進行等により、判断能力の著しく低下した人に代わって本人の財産を管理したり、法的手続きを適切に行う、成年後見人を家庭裁判所が選任し、本人の権利や財産を守るために作られた制度です。この制度自体は平成12年にスタートした、比較的新しいものです。
セミナーは弁護士による制度概要についての講演と、実際にあった事例を解りやすく講談にして講談師が語るという少しユニークなスタイルで、大変興味深く聴講することができました。
事例の中で認知症の高齢姉妹が、リフォーム詐欺の被害にあってしまったが、成年後見制度を活用して選任された後見人のサポートにより救済された話等は、未曾有の超高齢社会である昨今、いつ誰が被害の当事者になっても不思議ではなく、とても重く心に響きました。
世の中には成年後見制度によるサポートを必要とする方は沢山おられると思いますが、まだまだ後見人の引き受け手が不足しているのが現状です。そこで一定の研修を受けた一般市民が後見を担う、市民後見人という人材の養成も進められています。
高齢者介護の分野でも、判断能力の低下により、他者のサポートを必要としている方たちが沢山おられます。これからは益々、幅広い分野の方たちと協力・連携しながら支援を行うことが今まで以上に求められていると改めて実感しました。
より適切に支援を行うためにも、引き続き制度について学び、知識を深めていけたらと思います。
マイタウン ケアプランセンター
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