マイタウン薬局若葉通店ブログ

季節の食材【夏】~ゴーヤ~

Date:2020.6.3 | 18:58

こんにちは、マイタウン薬局若葉通店です!
季節の食材、今回はゴーヤについてです (*’▽’)

夏は、外の紫外線が強く肌に悪い影響を与えたり、クーラーによる冷え性や夏バテを起こします。ゴーヤにはこれらを防ぐ効果があります。

ゴーヤには苦み成分(夏バテ予防)、食物繊維(便秘予防)、ビタミンC(風邪予防・美肌効果)が多く含まれます。
通常のビタミンCは熱に弱く加熱すると減少しますが、ゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強く加熱しても壊れにくい構造です。また、ゴーヤ1本にはレモン3個分のビタミンCが含まれており、白菜の2倍の食物繊維も含まれています。

ゴーヤの苦味

ゴーヤを食べると独特の苦みを感じます。モモルデシンという苦み成分で、これがとても身体に良いとされています。

<効能>
胃腸の状態を整え、食欲増進
傷ついた胃腸の粘膜を守る
血糖値、血圧を下げる
夏バテ予防

しかし、この苦味がどうしても苦手な方には下記の方法をご紹介します。

<苦味を抑える>
表面の緑色の層をピーラーで削り落とす
ゴーヤ1本に対して塩小さじ1/2と砂糖小さじ2でよくもんで、10分置く。10秒下茹でし、ザルに上げて冷水で洗い、よく絞る
を使って調理
鰹節をまぶす


美味しいゴーヤの特徴

ずしりと重い感触のあるもの
表面のイボが硬く、ハリのあるもの
(イボがつぶれたり、傷ついたりしているものは避ける)
イボの大きさが均一で密についているもの

<苦味の強さ>

:表面の緑色が濃く、突起の小さいもの
:緑色が薄く、突起の大きいもの

 

保存方法・期間

<常温> 2日
新聞紙で包む
茎がついていた部分を上にして立て、できるだけ涼しい場所で保存

<冷蔵> 1週間~10日
縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除く
切り口にキッチンペーパーを被せ、ラップで全体を包む
切り口を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる

<冷凍> 1カ月
縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除く
使いやすい薄さに切り、1分ほど水にさらす
水気をよく拭き取り、冷凍用の保存袋に入れ、密閉して保存
自然解凍よりも、凍ったまま調理すると歯ごたえが良く、美味しいです。

 

取り除いたワタには果肉よりも豊富なビタミンCが含まれます。
種とワタを素揚げにしたり、ワタのみを味噌汁に入れると美味しいです。

 

オススメの食べ方

《ゴーヤ・豚肉・トマトの味噌炒め》

(2人分)
・材料
ゴーヤ・・・1本、豚バラ肉・・・150~200g、
トマト(プチトマトでも可)・・・1/2個、
お酒・・・100cc、味噌・・・大さじ1、鰹節・・・少々

・作り方
ゴーヤを縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除き、薄切りにします。
トマトは1㎝角に切ります。(プチトマトなら半分に切ります)
豚バラ肉を食べやすい大きさに切ります。
フライパンを熱して、油をひき、ゴーヤを炒めます。
ゴーヤが少ししんなりしてきたら、豚バラ肉を入れます。
豚バラ肉に火が通ったらトマトを入れます。
トマトがしんなりしてきたら、お酒で溶いた味噌を回し入れ、よく絡めます。
全体に味噌が絡まったら器に盛りつけて完成です。
お好みで鰹節をまぶすと苦味が抑えられます。

夏バテ予防にオススメなゴーヤ豚肉トマトを使用したレシピです。ビタミンB1(豚肉・玄米・大豆・えんどう豆・まいたけ)は炭水化物をエネルギーに変えるのに必要な栄養素です。夏バテはビタミンB1不足が主な原因とされています。のどごしが良い麺類ばかりでは栄養が不足してしまいます。夏バテ解消には、少量でもビタミンB1を中心とした充分な栄養バランスのとれた食事を心がけることが重要です。

 

~お薬のことも、お薬以外のことも~

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