ケアプランセンター
「80歳まで、ケアマネできるね」
こんにちは。ケアマネジャーの山本です。
先日、利用者さんのお宅を訪問したときのことです。
テレビを見ながら、103歳の男性のお話になりました。
その方は、100歳を超えても山登りを楽しみ、施設では洗濯物を畳むボランティアをし、趣味の油絵にも取り組んでいるそうです。
「103歳で、すごいですね」
そんな話をしていると、利用者さんが私に言いました。
「山本さんの仕事は体力仕事じゃないから、80歳までできるでしょう」
そして、
「80歳まで頑張って👍」
……80歳ですか(笑)。
なかなかの長期計画を立ててくださいました👻
ケアマネとして長期目標を考えることには慣れている私ですが、まさか利用者さんから自分自身の長期目標を設定していただくとは思いませんでした(笑)。

でも、その言葉がなんだかとても嬉しかったんです。
私はこれまで、利用者さんの「これからの暮らし」について、一緒に考えてきました。
できるだけ元気に暮らしたい。
住み慣れた家で生活を続けたい。
家族に迷惑をかけたくない。
まだまだ自分でできることは、自分でしたい。
そんな一人ひとりの思いを聞きながら、「これから」を一緒に考えるのが、私たちケアマネジャーの仕事です。
ところがこの日は反対に、利用者さんから、私の「これから」を応援してもらいました。
帰り際にも、
「山本さん、体に気をつけて、頑張って👍」
そう声をかけてくださいました。
玄関を出たあと、少し胸がいっぱいになりました。
ケアマネジャーは、人を支える仕事だと思われることが多い仕事です。
もちろん、それは間違いありません。
でも長くこの仕事をしていると、ときどき思います。
支えているつもりの私たちも、利用者さんの言葉や笑顔に、たくさん支えてもらっている。
今回も、そんな瞬間でした。
さて。
本当に80歳までケアマネを続けているのか。
それは、さすがに私にも分かりません👻
そのころにはAIやロボットが今よりずっと身近になって、
「山本さん、そろそろ休んでください。あとは私たちがやりますから」
なんて、AIに働きすぎを注意されているかもしれません(笑)。
でも、そんな時代になったとしても、
人の話を聴くこと。
その人の思いを受け取ること。
一緒に笑ったり、悩んだりすること。
そんな、人と人との間にある温かさは、大切にしていたいと思います。
そして80歳になった私が、
「まだケアマネやってるよ。ぼちぼちね👻」
なんて笑っていたら、それはそれで面白い人生です。
利用者さんからいただいた、思いがけない未来へのエール。
「80歳まで頑張って」
ありがたく、胸のポケットに入れておきます。
ただし――
80歳まで全力疾走するつもりはありません(笑)。
ときどき鎧を脱いで、休憩もしながら。
今日もまた、ケアマネとして誰かの暮らしにお邪魔します。
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