マイタウン薬局春日井店ブログ

未踏の西穂高主峰を味わう

Date:2026.10.6 | 15:28

こんにちは、春日井店のSSです。

秋はやっぱり登山。春はどうしても霞みがちですが、秋から冬は空気が澄んでいるので、山の稜線・青空が本当にきれいです。

西穂高岳は北アルプス穂高連峰の西側に位置する標高2,909mの山です。新穂高ロープウェイの山頂駅からトライできるので、手を出しやすいお山です。そんなこともあり、18年前に旦那さんとハイキング気分で登ったことがありました。ただその頃は何の知識もなく、西穂高主峰までに至る一つのピークである独標という所までで精いっぱい。

「いや~、登った登った~。ここまでで十分でしょ。」

といった具合。というよりそれ以上先へは何だか危険なにおいがして無理、、、でした。

今では山の魅力を知り、あの時行けなかった主峰まで行きたい!

独標から先はそれまでの登山道とは一変し、いくつもの岩峰が重なり、険しい岩場を越えていく必要があります。左右に切れ落ちた斜面をよじ登ったり、鎖場を慎重に進んだり。万が一急斜面を転がっていけば多分かなりの大けがかと思われる、スリリングな光景です。

その為、一人で行くのは無理かな、、、とこれまで勇気が持てなかったのです。でも山好きさん達のブログを見ているとどうしても行きたくて、晴天情報を確認するや、陽が登る前の真っ暗闇のなかをレッツゴー!

早朝到着。新穂高ロープウェイが2020年にリニューアルされてから、初めての乗車です。新しい2階建てのゴンドラ、随分かっこよくなったではありませんか。

眼前には雲一つない笠ヶ岳がドーン。

向きを変えれば左端に槍ヶ岳から穂高連峰へと続く稜線がくっきり(涙)

右手のいくつか見えるピークが目指す西穂高。

山頂ロープウェイを降りてからしばらく樹林帯が続き、そこを抜けるといよいよ視界も開けて本番です。最初のピークの独標までは、ザレた石がゴロゴロ転がって歩きにくい道が続きます。18年前もうんざりしてたなあと遠い記憶が蘇ってきました。

ずりずりと滑りながらひぃひぃ。。。

後ろを振り返れば、

真ん中にドーンと焼岳が。北アルプス南部に位置する活火山。いつかはここの山頂から穂高連峰を望みたいと画策中です。

そして右を見れば遠くに富士山の頭がこんにちは!

「真ん中富士山、その隣のとんがりが甲斐駒ヶ岳だよ」と、居合わせたおじいさんが教えてくれました。

目指すピークが見えてきた!今回は18年前より先の景色を目指します。わくわく。

ようやく独標です。ここで写真撮ったなあ。もう満足しちゃいそう。

あの時から18年かあ、年取ったなあ。

ここから先の景色。雄大だわ~。続く三角ピークがなんともかっこいい。これを見て、前回は満足しました。西穂高主峰はあのあたり。

この先は、なんだか見た目だけでも危険領域に踏み込んでいく感じがします。自信がないということで、ここ独標で引き返す方もいらっしゃいます。かくいう私もその一人でした。さて、今回は行っちゃうよ~。万が一の時は誰かに助けてもらえるよう、いそいそと他の方の後ろについていきます。目指すはいくつか(笑)先のピーク 西穂高主峰だよ~~!

独標からは慎重に。間違っても落ちてはいけません。

ふ~。気を付けて慎重に足運びをするので、距離のわりに疲れます。後ろを振り返って、真中のピーク独標から一峰越しました。結構急じゃないです?

まだまだ続きますよ。岩をよじ登ったかと思えば、次は細い岩稜を通過。鎖を握って小さい隙間につま先ひっかけて。三点支持を意識して!登りはいいけど、下りの方が怖いんですけど?前の人に置いて行かれないよう続け続け!

まだ先は長いぞ~!

でも、、、

これって面白いじゃん、自然が作り出したアスレチック。。。スリルあって楽しすぎる。。。

来た道を見返して、頑張ったじゃん、自分。

いくつもの岩峰を越えて疲労も蓄積してきた頃、いよいよラスボス登場。主峰に向けて最後の急登です。登りと下りでどちらか一方しか足場がないので時折渋滞です。

あと少し、、、ぜぇぜぇ、、、よっこらせ。

「いやっほ~!着いたよ~!」祝登頂、18年越しの心残り解消!

正午近くなってしまい、朝一のようなすっきり快晴とはいかず、左奥の槍ヶ岳はすっかり雲に隠されてしまいました。それでも、そこから続く正面奥穂高、そして右へと続く前穂高の稜線は本当にきれいです。

右下には上高地へとむかう景色。

今歩いてきた稜線はまさに県境で、左は岐阜県、右は長野県。岐阜県側からの上昇気流で上がってきた雲はこの稜線を超えることが出来ず、長野県側の上高地は雲のない快晴です。天気の境目を真横から見ることが出来るなんて、なんだか感動。

ここ山頂の景色を心行くまで堪能した後は、元来た道をまた慎重に戻ります。行きはよいよい帰りは怖い。疲労で岩に足を取られることもあり、びくっ。ひ~っ。

やっとロープウェイの山頂駅に着いたころには足はすっかり重くなっていました。心地よい疲労感。

そして最後にはやっぱりお疲れ様スイーツですよ。ロープウェイ山頂駅名物?の「頂ソフト」です。おいしぃ~、ごちそうさまです!

無事に家路につき、旦那さんに報告。昔のアルバムを引っ張り出してきて確認。

私:「なんか、結構ラフな感じで行っちゃってたよね。よく行ったね~。今考えたら無謀だったわ。」

旦那さん:「独標で写真撮ってるとき、周りの人から「すげー軽装の人いるよ」って言われてたの知ってた?」

私:「え、まじ?知らんかった。」

綿Tシャツ、ジーパン、スニーカー、水筒とお弁当のみ入ったハイキングリュックといういで立ち。確かに今の自分ならあり得ない装備でした(笑)。若気の至り!

これからも、もっともっとレベルアップして、末永く登山を楽しんでいきたいと改めて思いました。

それにしても、アスレチック、楽しかった~。

さて、次はどの山にするかな。

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