マイタウン薬局若葉通店ブログ
季節の食材【春】~貝~
Date:2021.2.17 | 09:25
こんにちは、マイタウン薬局若葉通店です!
季節の食材、「貝」についてです🙂
貝類は動物性食品の中では低脂肪で、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富です。
また、旨味成分を多く含み良質な出汁も取れるため、美味しいだけでなく健康や美容に効果のある食材です。たくさんの貝類の中でも今回は『アサリ・シジミ・ハマグリ・ホタテ・カキ』についてご紹介します。
【アサリ】
<効能>
貧血予防
<鉄分が豊富>
アサリは、ほうれん草の約2倍の鉄分を含みます。
鉄分 3.8mg/100g(ほうれん草 2.0mg/100g)
<食べ合わせ>
アサリ+キャベツ⇒貧血予防 効果UP
【シジミ】
<効能>
二日酔い予防
<シジミの味噌汁>
シジミに豊富に含まれる栄養素は水に溶けやすいため、汁ものにすれば溶けだした栄養をそのまま飲めます。シジミの味噌汁は美味しいだけでなく、健康な身体づくりにも繋がります。
<食べ合わせ>
シジミの味噌汁(貝殻)+お酢(酸)⇒カルシウム 3倍UP
お酢には、アサリなどの貝殻や骨付き肉などの料理に少量加えるだけで、カルシウムをアップさせる効果があります。お酢の代わりにレモン汁を使っても良いです。
【ハマグリ】
<効能>
骨の形成
<丈夫な骨や歯をつくる>
貝類の中でも特にカルシウムとマグネシウムの含有量が多めです。ハマグリに含まれるマグネシウムは骨の形成にも深くかかわる栄養素で、カルシウムの働きをサポートします。
<食べ合わせ>
ミネラルは豊富ですが、カロテンはほとんど含まれていません。そのため、お吸い物など、カロテンが豊富な三つ葉と組み合わせるとバランスの良い一品になります。
【ホタテ】
<効能>
筋肉や皮膚を正常に保つ
<高たんぱく低カロリー>
ホタテは鶏ささみに劣らず、高たんぱくで低カロリーです。
カロリー 72kcal/100g (鶏ささみ 105kcal/100g)
たんぱく質 13.5g/100g (鶏ささみ 23g/100g)
<食べ合わせ>
貝類+鰹節や昆布⇒旨味成分 UP
【カキ】
<効能>
疲労回復
<タウリン>
栄養ドリンクに使われる、疲労回復効果のある「タウリン」が豊富に含まれます。
また、コレステロールの上昇を抑える作用や、目の疲れを回復する効果もあります。
<食べ合わせ>
カキ+トマト⇒疲労回復 効果UP & タウリンの損失を防ぐ。
鉄や亜鉛を含むカキは、トマトなどのビタミンCと組み合わせると吸収率をアップさせ、タウリンの損失も防ぎます。生食ならレモン汁や酢をかけても効果的です。
【砂抜き(アサリ)】
用意するもの:
アサリ、塩、水、ペットボトル500ml、ザル、ボウル、アルミホイルや新聞紙
手順:
①アサリをこすり洗いします。
②ボウルに水(ペットボトル500ml分)、塩(ペットボトルのキャップ2杯分)を入れて溶かし混ぜ、海水と同じ3%塩水を作ります。
③ボウルにザルを重ね、アサリを入れます。アサリの「頭」がほんの少し出るくらいの量が最適です。多いようであれば、捨てるなどして調整します。
④アルミホイルや新聞紙をかぶせ、常温で置きます。
購入したもの→2~4時間/「砂抜き済み」と書いてあるもの→30分~1時間/潮干狩りで獲ったもの→4~6時間
⑤塩水を捨ててザルにあげ、そのまま30分程置きます。砂抜きで吸ってしまった余分な塩分を吐かせるためです。
★水気を拭き取ったアサリは冷凍用保存袋に入れ、冷凍することも可能です。自然解凍せずに凍ったまま調理をします。旨味がUPし、約3週間の保存ができます。
【オススメの食べ方】
≪アサリと野菜の酒蒸しスープ≫
(2人分)
・材料
アサリ、お好きな野菜やきのこ、水300㏄、酒50㏄、生姜チューブ1cm、醤油大さじ1
・作り方
①アサリを砂抜きしておきます。
②鍋に野菜やきのこ、水、酒、生姜チューブを入れて沸騰させ、煮ます。
③野菜に火が通ったらアサリを入れます。
④アサリの口が開いたら醤油を回しかけて完成です。
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