出典：日女性医学誌 2018;25:307‐311より作成
提供：四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター
長久手店ブログ
女性の健康を支えるエクオール《骨・手の痛み編》
Date:2025.10.7 | 12:29
こんにちは、マイタウン薬局長久手店です！
先日10月6日は「中秋の名月」🌕でしたね、皆様お月見はされましたか？？
旧暦では秋を7月～9月としており、その真ん中にあたる8月15日を中秋と呼んでいました。
この中秋にあたる8月15日の夜に昇る月を「中秋の月」と呼び、さらにこの頃の月が特に美しく見えることから、「中秋の名月」と呼ばれるようになったとされています。
さて、数回に分けてお話してきた「エクオール」ですが、いったん今回で最終回にしたいと思います<(_ _)>
最後は、整形外科分野について！
📖骨量減少予防編📖
骨粗しょう症は、骨量の低下によって骨が脆くなる病気です。更年期にさしかかる50歳代から増加し、骨折するとそのまま寝たきりや要介護の状態になってしまうことも多く、超高齢社会の課題の一つです。
▶️女性に多い骨粗しょう症は、女性ホルモンと関係が深い
骨粗しょう症は圧倒的に女性に多く、その大きな要因が女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量の減少です。エストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える効果があるため、更年期以降その分泌量が減少すると、10年間で約20％の骨量が減少するといわれています。
▶️女性ホルモンと同じように働くエクオールは骨量の低下を抑える
大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されて生まれる「エクオール」こそが、女性ホルモンの働きをサポートするカギ。「エクオール」を毎日、必要量補うことで、女性ホルモンの急激な減少によって起こる骨密度の低下を抑えられたという研究結果が報告されています。
📖手の痛み編📖
40代以降の女性に多い手指の不調は、「使い過ぎ」や「年のせい」が原因と考えられ、長い間見過ごされていました。そのため治療も受けず放置すると、痛みの悪化・握力低下・腫れやしびれ・指の変形などの症状が現れることもあり注意が必要です。
▶️女性ホルモンの低下と手指の不調の関連が注目されている
エストロゲンには、関節の動きを維持したり、腱を保護するとの報告があることから、更年期にエストロゲンの分泌が急激に減少すると、関節や腱に炎症が起こりやすくなると考えられます。
閉経＝メノポーズ
更年期の手の不調＝更年期手「メノポハンド」（menopausal hand）
手指というのは、顔を洗う、歯を磨く、食事を作る、食べる、自転車や車に乗る、仕事をする…と、朝目覚めてから眠るまでのほぼ全ての活動に使うものですから、不調が生じるとQOL（生活の質）の低下に直結します。メノポハンドは検査をしてもまだ原因が特定できない不定愁訴の状態であるケースも多いのですが、放置すると悪化していく可能性が高いので、自覚されたら早めに整形外科・形成外科等の医療機関への受診をお勧めします。
▶️エクオールには手指の疼痛や腫脹の症状の改善が期待される
骨粗しょう症が気になる方、手の痺れや痛み、腫れ症状でお悩みの方は一度エクオール摂取を試してみてはいかがでしょうか。
マイタウン薬局長久手店では、エクオールを手軽に摂取できる基礎サプリメント「エクエル」（大塚製薬）を取り扱っておりますので、お気軽に当薬局スタッフまでお声がけください。
手の不調は関節リウマチなどの疾患が原因の場合もありますので、まずは医療機関への受診をお勧めしています。
本文・図：大塚製薬HP 更年期ラボ 大塚製薬パンフレット参照
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今月末はハロウィンですね。
ハロウィンにおばけの仮装をするのは、古代ケルトの時代、死者の霊と一緒に悪霊や魔女が現世にやってくると信じられていたためです。悪霊に邪魔されないよう、その仲間に見せかけることで身を守り、追い払う目的で、魔女や悪霊に扮装していたことが起源とされています。
みなさま、今年はどんな仮装しますか？？？
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