マイタウン薬局熱田店ブログ

ハサミあってもミソはなし

Date:2021.12.20 | 16:37

こんにちは!  マイタウン薬局熱田店です。

 

つい先日、今年のカレンダーも残り一枚に・・・と思ったら、もう今年も終わろうとしています。

またお正月🎍がやってきますね。今年のお正月は、コロナ禍にて帰省できなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか? 来年のお正月は家族みなで穏やかに迎えられることを願うばかりです。

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そういえば、子供のころのお正月は、「おばあちゃん家」に親戚一同集まって「かにすき」をいただくのが恒例でした。冬の味覚の王様と言えばズワイガニですもの。

子供らはやっぱりカニの爪! 大人たちはカニみそに日本酒でしょうか?

         VS       

甲羅酒なんて最高ですよね。

※ 甲羅酒とは、カニ味噌を食べたあとの甲羅に日本酒を注ぎ、火で炙って熱燗にして飲むという日本酒の楽しみ方。カニの香ばしさやカニ味噌の濃厚さが酒に移り、独特の風味になります。

ところで「カニみそ」と言いますが、カニみそは蟹の脳みそじゃないんですって。えっ?そんなこと知っているって?

では、カニみそが「あるカニ」と「ないカニ」がいることはご存知でしたか?

カニみそがあるものと、無いもの、その違いは・・・

ズバリ! カニの違い!

▶カニの種類

カニにはカニ類とヤドカリ類の2種類が存在しています。

カニ味噌があるカニ ⇒ 「カニ類」10本の足があり、触覚が短い(ズワイガニ、毛ガニ、ワタリガニ)

カニ味噌がないカニ ⇒ 「ヤドカリ類」8本の足があり、触覚が長い(タラバガニ、花咲ガニ)

カニ味噌は人で言うと肝臓・すい臓の機能の部分、もちろん全ての甲殻類に存在しています。ではなぜカニ味噌が無いカニが存在しているかというと、それはお店に並ぶ前に全て取り除いてしまっているからだそうです。

カニは劣化が早いので茹でてから出荷されます。ヤドカリ類は脂肪分が多く加熱することでカニ味噌の部分がドロドロに溶けてしまうので、取り除いてから茹でるとのこと。それに取り除かず茹でると溶けたカニ味噌が身のほうに流れ込んで更に劣化が早くなってしまうのだそうです。

カニ類のカニ味噌は茹でると固まるため、あの美味しいカニ味噌になるのですって。

もちろん、獲れたての新鮮であればヤドカリ類のカニ味噌も食べることができるとのことですよ。

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今季のカニは不漁のため値段が倍近くに高騰しているとか・・・2022年のお正月、カニを食すことができますでしょうか。

私は、学生時代バイトの賄いでカニを食べ過ぎたおかげで、現在に至っては「カニ」に興味を示さなくなりました。2022年お正月は「飛騨牛」で迎えることとします。

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