マイタウン薬局熱田店ブログ

あら!私としたことが・・・

Date:2022.3.1 | 11:30

こんにちは。   マイタウン薬局熱田店です。

 

チョコレートや金柑のデザートなど、最近は食べ物尽くしのブログで恐縮です。

そしてやっぱり今回も・・・3月4日はバウムクーヘンの日だそうです。

1919年(大正8年)のこの日、広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)で行われたドイツ俘虜展示即売会で、ドイツ人のカール・ユーハイムがドイツの伝統菓子「バウムクーヘン」を出品し、これが日本におけるバウムクーヘンの始まりだそうです。

記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

 バウムクーヘン(ドイツ語:Baumkuchen)の「バウム」は「木」、「クーヘン」は「ケーキ」を意味し、中心にドーナツ状の穴があり断面に樹木の年輪のような同心円状の模様が浮き出たケーキです。

▶バウムかバームか?

「バウムクーヘン」は国立ドイツ菓子協会の規定の材料・製法で作られたもので、職人が1本1本手作りし、使う油脂はバターのみといった材料の指定もあります。配合の割合も卵2:小麦粉1:砂糖1:バター1と細かく決められているそうですよ。

また、ベーキングパウダーも使用しないとされています。

対して「バームクーヘン」は、バウムクーヘンを大量生産できるように日本独自で発展したもので、材料や作り方は自由だそうです。

▶おかしなお菓子

バウムクーヘンは木の年輪を意味しますが、お菓子の名前には、「?!」というものもあります。

例えば

ラングドシャ:猫の舌のように薄く細長い形に焼いていたため、これに由来してフランス語で「猫の舌」を意味する「ラングドシャ」と名付けられました。

ズコット:ドーム型のスポンジ生地の中にセミフレッドやジェラートがつまったケーキです。イタリアのトスカーナ地方で16世紀頃につくられたものといわれています。

中につまっているセミフレッドにはリコッタチーズやヨーグルト、ナッツ、チョコレート、ベリー、アマレットなどが合わせられているので、クリームを占める割合が多いケーキですが最後までさっぱりと食べきることができるそうです。

ドーム型の形状は15~16世紀頃の兵士の兜「ズッコット」とカトリックの聖職者が被っている「ズッケット」、教会の半球形の屋根「クーポラ」を意識したものです。

名前の由来もズッコット、ズッケットからきています。

ペ・ド・ノンヌ:「ノンヌ」は「尼さん」、「ド」は「〜の」という意味ですから、『尼さんの「ぺ」』という名前のお菓子。さて「ペ」っていったいどんな意味でしょうか?

…正解は、「お・な・ら」

『尼さんのおなら』という名前なのです。

尼さんがおならをした恥ずかしさで、うっかり油の中にシュー生地を落としてしまったことからついた名前なのだそうです。

もとはフランシュ=コンテ地方の伝統菓子です。

ドーナツのように見えますが、シュー生地なので軽くてフワフワ。ひとつ、またひとつとつまみ出すと止まらなくなってしまいます。とっても素朴なお菓子です。

外国には日本語に訳すととっても面白いお菓子があるんですね。

日本にはどうでしょう?

ありました!!

その名もびっくり!「花供曽(はなくそ)」!

「花供曽」というのはお釈迦様が亡くなった旧暦の2月15日、現在では3月15日を中心に行われる涅槃会(ねはんえ)の際に頂くお菓子のことで、東福寺や真如堂のものが有名です。お正月に仏様にお供えしたお餅で作り、その功徳をいただくお菓子のことで、もともとは花供御(はなくご)とも呼ばれています。

そのまま食べても美味しいですが軽い食感で比較的甘味が効いているので、牛乳をかけたりデザートのトッピングに使うこともできます。

春もまだ浅く風に冷たさも残る頃。コロナ禍で普通の生活には程遠いですが、梅の便りもちらほらと聴こえてきそうです。

またこのブログで、お花やお菓子、身の回りのことなどご紹介していきますね。

 

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